フィールドビジット!SABIHAA終了後も自主的に組合を作り活動している村へ。(Day55)

なますて!青年海外協力隊としてネパールで活動中のプラボードです!

日々の活動記録を中心に、ネパールのことや協力隊のことなどを書いています!

 

今日はSABIHAA勉強会2日目ということで、カスキ郡近郊の村へフィールドビジットしてきました!

Column.5×SABIHAAプロジェクトについて

1 カスキ郡チャパコット村へ

カスキ郡ポカラからバスで1時間。ネパールではもうお馴染みのガタガタ道を走り、着いたのはチャパコット村というところ。

バスの中で色々教えてくれた青年(ボリン君だったかな?)
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カスキ郡チャパコット村

ここはかつて、SABIHAA創成期から活動対象地域となっていた村です。

SABIHAAのプログラムは1地域大体3~5年で終えますが、この村ではプログラム終了後も自主的に組合を作り、いろいろな活動を続けていて、本日は村の組合の様子を見学に来たというわけです。

我々SABIHAA隊員が持っていなければならない大事な視点として、SABIHAA終了後もどのようにして活動を継続しうる仕組みを作るか、という点が挙げられます。SABIHAAやってるうちは予算もつくので、期間中は何かしら活動は出来ると言えば出来ます。が、SABIHAA終了後、予算割当がなくなった後でも、活動が継続していけるかどうかが大きな課題なんです。

 

2 SBIHAA終了後、どのように活動継続しているのか?

(ネパール語聴解力の不足により、一部誤解があるかもしれませんので悪しからず)

今回訪れた村では、SABIHAA終了後、自主的に組合を作り、運営しています。母体はPOWERグループ(女性や社会的弱者のグループ)だそうですが、組合メンバーにはPOWERの方以外の人もいて、活動規模は大きくなってる感じですね。

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会合開始。まず、ローンの管理からスタート。

具体的に何をしているのかというと。

収入向上の取組として、ヤギの飼育、アマリッソ(ほうきの原料)の栽培、しょうがの栽培等々。これらはSABIHAAプログラムの時から取り組んでいたものですが、終了後も自主的に行っています。

なお、これらの取組を支える仕組みとして、組合金融の機能があります。

この村では、SABIHAA時代から金融機能はあったのですが、各POWERグループという小さい単位でやっていたので、あまり大きい金額の借入は難しかったそうです。組合を作り規模を大きくしてからは、今では100,000RPsくらいのお金を個人で借り入れできるようになったらしいですね。

仕組みとしては、毎月、一人200RPsを組合に積み立てて、ローンが必要な人に組合からお金を貸す、というもの。もちろん利息も設定します。組合への預入れには10%/月の預金利息が付き、ローンには14%/月の支払利息が発生します。実質4%/月でお金を借りられる仕組みとなっています。

実質月利4%て高くないか!?と最初話を聞いて思ったのですが、どうやらこれがネパールではスタンダードらしいです。ただ、政府系の銀行で借りるときはもっと高くて、支払利息17%/月で、預金利息2%/月だそう。。日本の街金みたいなレートでよく借りるなと。債務不履行の人結構いるんじゃないかな。。どうなんだろ。そのへんの突っ込んだ話は聞けず。

ヤギの飼育始めるときにローン借りてやる人が多いらしいのですが、話聞いてると、割と儲かってるぜーみたいな感じで話すんですが、売上代金しか言わず、どれだけ費用かかったかとか純利益いくらかという話は全くしないので、本当に儲かっているのかがいまいちわからず。

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ヤギを飼っている家

先輩の話ですが、NGOのプログラムで家計簿管理の研修するときも、大体のネパール人はコスト意識がなく金額書かせても隣の人の見ながら写しちゃうみたいなことがあるそうです。組合金融があるおかげで、いろんな事業ができるのも確かですが、もう少し改善の余地はありそう。。

また、この日はほかにも子どもの教育プログラムの感想について話し合ったり、Development Bankの人が来て何やら営業していたりと、活発な会合が行われました。

3 今後の活動に向けて

今回訪れた村には、SABIHAA終了後もきちんと自主的に活動を回していけている、優秀な組合があり、割とSABIHAAが目指すところの模範的な村だったと言えます。収入向上のほか、土壌保全の取り組みについても聞きたかったのですが、時間足りず。ただ、このタイミングでこういう良い事例を見ることができたのは本当にラッキーで、ああ、こういうグループ作りを目指していけばいいんだなというのがイメージできました。焦りは禁物ですが、やはり早く村に行って色々情報収集したいなーと思いましたね。

 

 

 

 

 

 

 

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