なますて!青年海外協力隊としてネパールで活動中のプラボードです!
日々の活動記録を中心に、ネパールのことや協力隊のことなどを書いています!
今回は、任地ミャグディ郡に存在する温泉について、です!
ネパールにも温泉があり、しかも自分の任地には割と有名な温泉が複数あるので、それについてレポートします!
1 ネパールでの温泉の捉え方
温泉のことをネパール語でタトパニ(तातो पानी)と言います。直訳すると「熱い水」。タトパニというと単に「お湯」のことを指す場合もあります。ネパールでは入浴する文化があまりなく、村に行けば水を浴びるのは週一くらいだそうです。日本では明確にhot springのことを「温泉」と言い分けているので、温泉大好きな日本とは文化の違いを感じますね。
(1)シンハタトパニ
ミャグディ郡の中心都市ベニから西に車で1時間弱。シンハタトパニという温泉があります。

さて、肝心のお湯の具合は、、、

ぁ゛~~いいきもち、、♨
硫黄泉ですね。湯温は思ったよりも高く、ぽっかぽかに温まりました。また、飲用泉もあり、がっつり硫黄が味わえます。笑
さて、入浴の方法は。多分日本人にはなじまないだろうとは思いますが、、最初に体を洗ったり流したりせず、ダイレクトにお湯に入ります!
え、、まじ?と思いましたが、まじです。一応足を浸けるところはありますが、体全体を流すことはしません。
お湯から上がった後に、源泉が湧き出てる川べりまで行き
源泉を体にかけ流してフィニッシュ。
人によっては、毛布にくるまりサウナ状態にして汗を流す人もいます。

うーん最初に体を流さないのはどうなんだ、、!?と思いましたがこれも文化の違いか。一応毎日お湯は入れ替えているそうですし、湯温も高いのでレジオネラ菌の心配はなさそうです。

(2) タトパニ

ベニから北に車で1時間ほど。こっちは単にタトパニと言う名前がついています。アンナプルナまでの有名なトレッキングルートの間に位置しているという土地柄か、客層は外国人観光客が多い。ネパール人もいますが、シンハタトパニと違い、かなり若い層もいました。
ここには湯治目的ではなく、単にお湯を楽しみたいという人が来ているのかな?という印象。ビール片手に談笑しながら入ってましたね。
お湯は、何の変哲もない単純泉かな?硫黄のような香りもなし。湯温は少し低めだったか。ここでも最初に体を流す人はおらず、上がってから体や髪を洗う人がほとんど。一応、トレッキング帰りの客は体を流してから入ってね!という看板はありますが、守られているかどうか。


(3)道すがら出会った名もなき温泉
タトパニまでの道すがら、ここにもこじんまりしたタトパニがありました。
全く客寄せをする風情もない、地元の人だけが通ってるような雰囲気。こういうの個人的に好きですね。穴場的で。
お湯の方は、、恐らく単純泉。無味無臭。
しかし、湯温はかなり熱い、、、!46、7度くらいはあるんじゃなかろうか。
坊ちゃん湯とか福島の飯坂温泉(鯖湖湯懐かしい、、)よりは熱くないけど、肩まで浸かるのはつらい、、それでも地元のおばちゃん方は、「肩まで浸かって!泳ぐのよ、ほら!」と言ってきます。無理!
ネパールにお越しの際は、ぜひミャグディ郡のタトパニを楽しまれてはいかがでしょうか!(カトマンズから2日以上かかるけどね!笑)
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