オーガニック素材の生地製造を通じた低所得層の収入向上を。社会起業家キランさんの挑戦(Day 76×२०७५.जेठ २९)

なますて!青年海外協力隊としてネパールで活動中のプラボードです!

日々の活動記録を中心に、ネパールのことや協力隊のことなどを書いています!

 

Summary

今回は、オーガニックの素材を使った生地の製造を通じて低所得層の収入向上を目指すキランさんの挑戦について書きます!道中のことも色々書いてるので長いし、前半は単なる愚痴です!悪しからず!

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I unexpectedly met a Nepalese social entrepreneur. It was my good fortune. He started his business 3 years ago. He’s aim to generate income for low-caste, handy-capped person and women to make clothes from natural material like nettle and wool. I wish that the great person like him increases in Nepal.

म आचाानक एकजान नेपाली मान्छे भेट्नसकें। उहाँले ३ बर्स आगादि कम्पनी शुरु गर्नु भयो। यो कम्पानीको उद्देश्य  गारिवी, low-caste र महिलको आय आर्जनको लागि बन्यो। मुख्य उत्पादन अल्लो कि खसिको कपाल बाट बनाएको कपडा हो। उहाँको बिचार अनी प्रक्रितिक ऊत्पदन मलाई धेरै मन पर्यो। म उहाँको सफल मेरो मन बाट प्रार्थना गर्दैछु।

 

 

1 キランさんとの偶然の出会い

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キランさんと娘たち

キランさんとは、僕が隣の森林事務所でタクルさんと話していた時に偶然出会いました。本来自分のオフィスではない森林事務所に僕がいたのは、丁度、タクルさんと先日行われた僕の誕生日について雑談していたから。

タクルさん何回出てくんの→Day 27×任地事前訪問②今日が本番!のはずが、まさかの状況に。×2018.4.24

キランさんも森林事務所に用があったらしく、事務所のイスに座っていました。僕も隣に座り、何気なく彼と雑談をしはじめ、何やら会社を経営している風な人だとわかり、これは面白そうな人だと名前を聞きFacebookを申請。話の流れで、今度村に来ないかと誘われたのです。

まあ、ネパール人によくある社交辞令的なことかなと思っていたのですが、3日後、電話で呼び出され、2,3日後村に行こうと再びお誘いを受けました。おお、これはまじなやつや、、と考え直し、快諾。

 

2 雲の中を通り抜けるとそこはダラパニ村だった

さて、色々紆余曲折を経てダラパニ村へワープ!キランさんと村へ。

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やつれてるな、おれ

車で村の近くまで行き、そこからひたすら山登り。

道中にお寺関係のものがいくつか。

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羊の頭をお供え

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しばらく歩くと靄が、、ここは雲の中か、、

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こういう道こそ馬で行きたい、、
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雲海の中に寺が
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ティカを塗ってもらいお参り

お日様も出てきて町の様子が段々あらわに。

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なんかいい感じじゃね?この村

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この村をずっと見守って来たんだろうな。
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となりのトトロ思い出した

雲が晴れるとそこに現れた村。標高は1,600mほど。到着を待っていたかのようにスーッと靄が晴れていく演出が憎い。

道を歩くと村の入り口にはシンボルツリー的な大木。まるで僕を出迎えてくれているかのよう。そして低い石垣が続く道。トトロの世界かここは!

おもわず出会ったいい感じの村、ダラパニがいっぺんに好きになりました。

 

3 生地製造工場を見学

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3年前から開業したという生地工場。低収入層(低カースト、障碍者等)の収入向上を目的として、アロという草木を原料としたオーガニックな生地を作っています。他にウール生地も製造。

はい、ここから、なぜなにぼーやタイムの始まりです。

3-1 工場の職人さんたちってどんな人?

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エンジェルって呼んで、って言ってました。道で見かけたら皆さん呼んであげてください

全員女性です。中には口がきけない障害がある人もいました。

 

3-2 生地の原料ってどんなの?

原料となるアロの枝を湯がいたもの

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さらに荒く糸状にしたもの

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細い糸になります

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3-4 織り方は?

こんな感じで織ります

給料は製造量に応じた出来高払い。一応、ちらっとm毎の賃金を聞いたんですが、アロ生地かウール生地か、どの製造工程を担当するか等細かく聞けなかったので、ここには載せません。

 

3-5 出来上がり製品は?

出来た製品はアロ生地の物は700RPs/ⅿ、ウール生地は5,000RPs/ⅿで販売。主な販売先はベニ、ポカラ、バグルンのバザールだそうです。生地は主に服、鞄、靴等に使われると。

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アロ生地のもの
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ウール生地の物。バングラディシュのデザイナーがデザインしたそうです。どこかで見た柄。

 

4 どうやって起業したの?

開業時の資金は、銀行借入はもちろん、マイクロソフトの社会起業ファンドみたいなものも活用したそうです。ファンドの方は30,000RPsくらいしか受けられなかったみたいですが、銀行借入は償還期間10年、月利16%で借り(やっぱたけーよ!)、工場も担保に入れ、残り7年で1,500,000RPsほど返済予定。でも、大体の売り上げ、コストを聞いてみたら、なかなか期日通り返済するのは難しそうです、、

 

話を聞いていると、キランさん自身、ベニのような町よりも自然がいっぱいの村が好きみたいで、オーガニック志向もそこから来ているんだなと感じました。でもその思いをきちんと会社として立ち上げて実現させるのは本当にすごい。そして、低所得層の収入向上という社会起業家的な側面もあります。言うことだけは大きいネパール人にはたくさん会ってきましたけど、こういう人もいるんだなと素直に尊敬しました。僕もこういう活動がしたいですと言うと、にっこり頷いてくれました。

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花を摘んでくれていたのは歓迎の花飾りのためでした。感激、、!

 

 

 

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