魚を与えるより、魚の釣り方を教えよ (Day 115 × २०७५. साउन ६)

先日ベガ村で行ったトウモロコシ簡易脱穀機のワークショップ。

→村でワークショップを行った!お礼に「ふしぎなくすり」を手に入れた!× २०७५. साउन ५

配属先の元カウンターパートで普段はポカラで仕事をしているポウデルさんがたまたまベニにいたので、話をしてみた。

 

「いい取り組みだ。ところで、この脱穀機はあげちゃうの?それとも作り方を教えるの?」

「作り方だけを教えるつもりです。」

「それでいい。中国の諺に、『魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ。』というものがある。知っているか?」

「はい、知っています。」

「物自体をあげてしまうと、オーナーシップが生まれない。自分で作ったものにはオーナーシップが生まれる。物やお金ではなく、スキルを伝えていってほしい。君のやり方は正しい。」

短い会話だったが、正面から全肯定され、胸がジーンと来てしまった。

 

僕自身のポリシーとしては、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

という山本五十六の言葉を念頭に活動しています。

一方的な押し付けにならず、あくまでも村人の主体的な行動を促すにはどうすればいいか。

今回のワークショップは、きっかけ作りに過ぎません。こういうものがあるんだよと紹介し、自分の手を動かしてみて作り方を一通り理解した後、どう行動するか。

僕ができるのは、細々とワークショップを続け、村人の行動を「期待」しながら、「我慢」すること。

物自体の機能・性能に対する反応は上々なので、あとは、製作にかかる手間とコストを天秤にかけ、各自がどう判断するのか。

その辺は正直未知数なので、どのような結果になるかは楽しみな部分ではあります。

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