【Ver. 1】トウモロコシ簡易脱穀機 Corn Sheller

Jun 24. 2018

簡易脱穀機(コーンシェラー)製造

背景:

ネパールでは夏のトウモロコシ栽培が非常に盛んで、村のほとんどの家で栽培。収穫後は主に乾燥させたトウモロコシの実を素手で剥いている。

問題:

素手で実を剥いていることから、時間がかかり、かつ手の負担も大きい。

解決手段:

簡易脱穀機の普及。

試作品:

ヒマール1号、2号。

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材料・道具:

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①金板 縦35.5㎝ 横100.0㎝ 厚さ0.03㎝ 0.69㎏ 172RPs

②ペンチ 300RPs

③金切りばさみ 250RPs

④釘2本 600RPs(実際は1本だけ使用)

⑤メジャー

⑥ペン

①~③はベニのハードウェアショップで購入、④は金物屋さんでオーダーメイド(注文6/22、納品6/24)、⑤⑥は持参

製造方法:

現在、よりよい方法を模索中。試作品は1個30分程度で完成。ネパールのトウモロコシは割と小さめなものが多いので、サイズ感を合わせる必要あり。

原価計算:

縦5.0㎝×横26.5㎝で1枚製造する場合、金板1枚から26枚ほど製造可能。

1個当たり材料費(変動費)→金板1枚172RPs÷26枚≒6.6RPs

1個当たり投資額(固定費)→(ベンチ300RPs+金切りばさみ250RPs+釘1本300RPs)÷26枚≒32.6RPs

1個当たり人件費(変動費)→ここでは考慮しない

金板1枚から26個作った場合の総原価 1個計39.2RPs<缶ジュース1本60RPs やすっ!

当然、製造量が増加するほど、1個当たり投資額(固定費)は低減するため総原価も安くなっていく。

理想形:

マラウイでコミュニティ開発隊員として活動中の岡さんのアイディアを参考とさせていただきました!元ネタはMITのD-Labに記載されていたものだそうです。→https://d-lab.mit.edu/sites/default/files/CornSheller_DoIt.pdf

岡さんは2017年度1次隊の方で、隊次・国・職種を越えた隊員間の情報共有の仕組みづくりについても尽力されており、僕が駒ヶ根訓練所の候補生時代に、4次隊の候補生取りまとめを依頼されたことがきっかけで知り合いました。様々な取り組みをされており、ブログも内容の濃い面白い記事を書かれています。

岡さんのブログ→いざマラウイ!簡易脱穀機の作り方

参考:Project Design Matrix

JICAの専門家っぽく、PDMを書いてみました。

ターゲットグループ:

SABIHAA対象となっている村において、家庭内でトウモロコシの実を剥く役割を持つ方たち。主にPOWERグループ(女性、社会的弱者で構成されたグループ)を想定。

上位目標:

簡易脱穀機の製造・販売をターゲットグループ自身の手で行い、収入向上に取り組んでいる。

プロジェクト目標:

簡易脱穀機の普及により、実を剥く作業の効率化、負担軽減が図られている。

指標→1戸当たりの余暇の増加時間、作業負担軽減による作業者の満足度

指標入手手段→簡易脱穀機を導入した家庭への聞き取り調査

アウトプット:

簡易脱穀機の普及。

指標→簡易脱穀機で作業する戸数の増加率

指標入手手段→簡易脱穀機を導入した家庭の戸数調査

活動:

簡易脱穀機作りワークショップをSABIHAA対象の村において行う。

投入→ワークショップ講師(ボランティア、モチベーター)、サンプル製造時の材料費、村への移動費

※なお、以上は主観に基づくストーリーであり、いまだ仮説段階。実際に村へ訪問し、ヒアリングや現地調査を行い、ニーズ把握を行う必要あり。

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